第10回 A卓 うずぶし 「モノトーンミュージアムRPG」 『マザー・グースと夢のあと』

【ゲームマスター名】
 うずぶし

【システム名】
 モノトーンミュージアムRPG

【システムの簡単な紹介】
 童話やおとぎ話をモチーフにした世界 “左の地” が舞台の、アイロニックメルヘン RPG です。
 プレイヤーは、幸福をもたらす “御標(みしるべ)” に従って人々が生きる地で、 “御標” を歪めて悲劇を起こす異形や伽藍を打ち破り、物語をあるべき姿に戻すために活躍します。

【シナリオ名】
 マザー・グースと夢のあと

【シナリオ紹介】
● 今回予告
 あるところに、ひとつの街がありました
 “マザー・グース” と呼び慕われる、語り部のいる街でした。

 “マザー・グースがいる限り、街はしあわせ。 めでたしめでたし”

 そんな古い御標が、街には伝わっておりました。
 ところがある日のことでした。 新たな御標がくだります。

 “マザー・グースはうそつきでした、ふさわしくない人でした。
 新たなマザー・グースを見つけて、街はしあわせ。 めでたしめでたし”

 ざわざわ不安が広がる街を、紡ぎ手たちは駆け抜けます。
 夢のなごりを引き連れて。

 モノトーンミュージアム 「マザー・グースと夢のあと」
 かくして、物語は紡がれる。

● ハンドアウト
PC:1
 サンプルキャラクター : 微笑する執事
 シナリオパートナー : マザー・グース   (推奨感情 : 忠誠/尽力)
 キミは街の聖女であるマザー・グースに仕えている。
 御標に選ばれた語り部として、50年もの月日を生きてきた彼女を、君は陰に日向に支えてきた。
 ある朝、キミの主人が役目にふさわしくない者だという御標がくだされた。
 マザー・グースは街の誇りであり、心の拠り所だ。 このままでは暴動が起こりかねないし、そうなればキミの主人の身も危ない。
 キミは、キミの主人を守るために行動を開始した。

PC:2
 サンプルキャラクター : 御印の守護者
 シナリオパートナー : ジル   (推奨感情 : 友情/懐旧)
 キミは神羅手衆に所属してる僧侶だ。
 今回キミには、語り部の街での調査が命じられた。 短い期間に、若い語り部が次々と不可解な死を遂げているのだという。 事件現場では僧侶の姿が目撃されており、関係者としてキミの友人であるジルの名もあがっていた。
 キミの知っているジルは、夢に向かって努力する敬虔な信徒だ。 この事件に彼が関係していると、キミには思えなかった。
 真相を確かめるために、キミは語り部の街へ向かった。

PC:3
 サンプルキャラクター : 名もなき旅人
 シナリオパートナー : マフェット   (推奨感情 : 庇護/心配)
 キミは旅人だ。
 風の向くまま、気の向くままに旅をしているキミは、ある時、語り部の街を訪れた。
 ざわざわとどこか不安げな様子の街の中、キミは突然10歳ほどの少女に話しかけられた。
「あなた、旅の紡ぎ手ね! 素敵だわ! 素晴らしいわ!」
 目を輝かせ、大げさにはしゃぐ少女は、キミに友達を助けてほしいと頼んできた。

PC:4
 サンプルキャラクター : 守護の騎士
 シナリオパートナー : メアリー   (推奨感情 : 友情/好意)
 キミは語り部の街の騎士団に所属している騎士だ。
 キミにはメアリーという語り部の友人がいる。 マザー・グースになるのが夢だという彼女は、いつも明るく陽気で、街のちょっとした人気者だ。
 新しい御標がくだされたその日、キミが見たのは、塔から身を投げようとするメアリーの姿だった。

PC:5
 サンプルキャラクター : 針の魔女
 シナリオパートナー : アリア・B・コロラトゥーラ   (推奨感情 : 尽力)
 キミは伽藍と戦い、“ほつれ” を繕う裁縫師だ。
 ある日、“夜の女王”から連絡を受けた。 語り部の街にて “ほつれ” が確認されたのだという。
 “ほつれ” は世界の裂け目だ。 “ほつれ” は異形によってくだされる歪んだ御標で発生する。 つまりは、語り部の街のどこかに異形が潜んでいるのだ。
 異形を野放しにすることはできない。 キミは語り部の街へ向かった。

● 登場NPC

  • マフェット
     栗色の髪に青い瞳、ふわふわのパニエでふくらんだ黒いワンピースを着た、10歳くらいの幼い少女。
  • マザー・グース
     白髪に青い瞳の、穏やかな顔つきの老女。 御標によって選ばれた語り部である “マザー・グース” を50年間務めている。 本名は別にある。
  • メアリー
     語り部の街のパン屋で働く、語り部の少女。 18歳。 次代のマザー・グース候補。
  • ジル
     語り部の街の教会に務める30代の僧侶。 PC3の友人。

【レギュレーション】

  • 初期作成(演者レベル3)。
  • 基本インカルツァンドシェヘラザードトレイメントの使用が可能です。 GF誌のデータを使用する場合は、当日に確認できるよう持参してください。
  • 新たにPCを作成される場合は、当日までにデータを完成させてください。
  • ルールブック未所持の方は、サンプルキャラクターでの参加をお願いいたします。

【事前打ち合わせ】
 有り(PC番号の決定を行います)

【対応人数】
 3~5人

【参加する上で必要なもの】
 筆記用具

【できれば用意してきてほしいもの】
 ルールブック、6面ダイス(貸出可能)

【ゲームマスターより一言】
 うずぶしと申します。
 GM の経験は少ないですが、みなさまと素敵な物語が紡げるように頑張りますので、よろしくお願いいたします。

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