第12回 F卓 周防蘇芳 「The Skeletons」 『基本シナリオ・他2本』

【ゲームマスター名】
 周防蘇芳すおうすおう

【システム名】
 The Skeletonsスケルトンズ

【システムの簡単な紹介】
 PCたちはガイコツの怪物スケトルンたちです。 彼らはいずれかの時代、何処かの薄暗い部屋に配置された守護者であり、永遠にその墓所を護る呪いを掛けられています。 彼らが生前どんな人物だったのか、なぜスケルトンになったのか、すべての記憶は欠落しています。 侵入者に対し戦うことで、ほんの少し生前の記憶を取り戻せるやも知れません。 それは己の名前か、隣で戦う骸骨が自分の恋人だったという過去かも知れません。

【シナリオ名】
 「基本シナリオ」 「戦の残響」 「火焔山かえんやま」 のいずれか3本を遊びます。 3本すべてを遊んでも問題ありません。

【シナリオ紹介】
 すべては沈黙が支配した暗闇。 おまえたちは未来永劫、その墓所を護る守護者だ。
 この墓所に訪れた愚かなる盗掘者を許してはならない。
 この墓所に隠された秘密を生ある者に漏らしてはならない。
 墓所に訪れる侵入者が現れるまで、おまえたちには安らかなる眠りを約束しよう。
 おまえたちに自由も無ければ、選択肢もない。
 わずかな記憶を取り戻すために、剣を振るうのだ。

 さあ、目覚めるのだスケルトンども! 愚かなる侵入者を抹殺セヨ!!

【レギュレーション】
 基本ルールのみ (※日本語版は電子書籍で発売中です。 日本語版取り扱い 「ハロウ・ヒル」)。 経験点という概念は存在しません。

【事前打ち合わせ】
 不要です。 キャラクター作成は、何種類かあるスケルトンたちの中から、気に入った物を選択します。 名前や経歴等は不要です。 スケルトンたちには記憶が一切ありません。

【対応人数】
 1~6人

【参加する上で必要なもの】
 ルールブックはお持ちでしたら持ってきてください(無くても構いません)。
 元々ダイスを使わないシステムですが、判断に悩む際(例:右手で敵をぶちのめすか、左手で宝箱を護るか)、ダイスロールやコイントスをしても構わないので、お気に入りのサイコロをお持ちいただいても構いません。

【できれば用意してきてほしいもの】
 不要です。 スケルトンの武器や装備品を描いたり、墓所にどんなオブジェクトがあるのか(宝箱やトラップ、大きな穴や隠し扉等)を描き込むために、書き慣れた筆記具があるといいでしょう。

【ゲームマスターより一言】
 「スケルトンズ」 はGM不在でも遊べ、サイコロのようなランダム要素も使わず、参加者同士の話し合いのみで物語を紡ぐシンプルなRPGです。 スケルトンたちには生前の記憶が皆無で、侵入者が善人であろうと、たとえ生前の仲間であっても呪いによって必ず殺さなければなりません。 まるで戦闘マシーンのように、忠実にです。
 ある意味、良識のあるプレイヤー同士で話し合うとても紳士的なゲームと言えるでしょう。 手練れの冒険者によって粉みじんにされるまで死闘を繰り返すか、冷え冷えとした墓所で永久に眠り続けると決めれば、物語は閉じます。
 なおプレイヤーひとりで遊ぶと、スケルトンの孤独さをより強く感じ取ることもできるでしょう!

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