第13回 C卓 みずの 「トーキョーN◎VA THE AXLERATION」 『the Pen is Mightier than the Sword』

【ゲームマスター名】

 みずの

【システム名】

 トーキョーN◎VA THE AXLERATION

【システムの簡単な紹介】

 トーキョーN◎VA は近未来の都市を舞台としたシティアドベンチャーです。 映画的要素が強く、ゲームシステムもそれを補強する形で組まれています。
 探偵は一つの真実を明かし、記者はあらゆる圧力を跳ね除けて一つの報道を行う。
 キャストが持つ ≪神業≫ と呼ばれる N◎VA 独自のブレイクスルーは、ストーリー自体を描写し進行させる力を持ちます。
 ゆえに記憶に残るセッションになりやすく、これは N◎VA の魅力の一つと思います。

【シナリオ名】

 the Pen is Mightier than the Sword
(シナリオ作者 : Lance 様)

【シナリオ紹介】

■アクトトレーラー

 あまねくウェブが世界を覆い
 企業が都市国家の運営を主導する世界

 “ニューロエイジ”

 サイバーアップが一般化し
 ヒトと機械の境界線すら曖昧な今日にも
 災厄前から伝えられ
 変わることのない言葉がある

 いかに権力があろうとも
 莫大な財産を得ようとも
 強大な武力を持とうとも

 ヒトによって作られた“社会”で生きるのなら
 “言論の刃”に打ち勝てるものなど、何一つない

 “トーキー”という生き方をこの街で貫くのなら
 誰もが信じ、最期の瞬間まで胸に抱く言葉──

 トーキョーN◎VA THE AXLERATION
 「the Pen is Mightier than the Sword」

 それは、運命の扉を開く合言葉

■アクトハンドアウト

PC① : トーキー (ジャーナリスト)
推奨QS : 遊撃記者   コネ : 東 源次 (推奨 : 感情)

 御年70にしてなお現役、足でネタを追いメモ帳とペンを手放さない昔気質のジャーナリスト。 それが東源次という男の人物像だ。
 ある日のこと、いつものガード下の赤提灯で彼は神妙な顔をして告げた。
 「もし俺が消されたら、お前が後を継いでくれ」と。
 それが冗談ではなかったと確信したのは、その翌朝。 見覚えのある特徴を持った“身元不明の死体”が隅田川に浮かんだのだ。
 「ペンは剣より強し」 彼が口癖にしていたこの言葉を証明してやるのが、一番の手向けの花束となるだろう。
【PS : 東源次の遺志を継ぐ】
※ 神業 ≪暴露≫エクスポーズ には使用想定があります。

PC② : イヌ (ブラックハウンド機動捜査課)
推奨QS : 正義の猟犬   コネ : レイ (推奨 : 理性)

 隅田川に死体が浮かんだ。 鉛玉が雑に突っ込まれた身元不明の死体。
 普段なら SSS の管轄だが、企業警察では処理できない案件らしい。
 レイ課長曰く、恐らくは──口封じ。 自社に都合の悪い人物が企業に消されるのはニューロエイジじゃ日常茶飯事だ。
 捜査は物盗りによる犯行と断定され、3日も経てば“犯人”が逮捕されて万事解決──冗談じゃない。 そう語ったレイの眼は、彼女が法の飼い犬ではない事を物語る。
 君が同じ光を宿すなら、この事件の“真犯人”を追わねばならない。
【PS : 殺人事件の“真犯人”を追う】
※ 神業 ≪制裁≫パニッシュ には使用想定があります。

PC③ : カブトワリ (殺し屋)
推奨QS : 災厄のカゼ   コネ : 東 燈花 (推奨 : 外界)

 君の前に一枚のプラチナムが差し出された。 この薄っぺらいプリペイドカードの中には、人が死ぬのに事足りるだけの“実弾カネ”が詰まっている。
 依頼人の東燈花は、祖父を殺した人物に仇討ちをして欲しい、と言う。
 つまり犯人探しも代金のうち、というわけだ 。
 鮫達の泳ぐこの街では、力ない者から喰われていく。 彼女は“力なき餌エキストラ”として喰われる事を拒否すべく“報復する力”を示すのだ。
 君のやる事は殺し以外の何物でもないが 「一発の銃弾が美女の命を救う」 と言えばドラマチックかもしれないな。
【PS : 東燈花の仇討ちを達成させる】

PC④ : クグツ (千早重工後方処理課)
推奨QS : 企業戦士   コネ : 小上紫乃 (推奨 : 理性)

 あらゆる分野でトップを走る千早重工にとって、急成長を遂げたヘイロンケミカルは目下最優先で叩かねばならない“出る杭”である。
 君たち後方処理課による活動にも余念がなく、手練れの社員が諜報活動に当たっていた──にも関わらず、彼は無残な最期を遂げた。
 その報告を受けた三班班長、小上紫乃は眉ひとつ動かさず君に告げる。
 「引き継ぎは貴方が行って下さい」 と。 君も彼も、そして彼女も会社の歯車。
 その仕事は―――“敵”の歯車を狂わせる事。
【PS : ヘイロンケミカルに打撃を与える】
※ 神業 ≪完全偽装≫アンダカヴァ には使用想定があります。

PC⑤ : カブト (ボディガード)
推奨QS : 現代の騎士   コネ : 東 源次 (推奨 : 生命)

 「死人に口無し」 とはよく言ったもので、藪を好むトーキーは命を狙われる。
 東源次もその手の人物で、君は何度も彼の生命を救ってきた。
 だが、彼の最後の依頼は今までと全く違うものであった。
 「俺が死んだ後、後を継ぐ奴を護ってやってくれ」 と言うのだ。
 まるで自分が死ぬ事を予見しているかのような──。
 彼が一通のメッセージを最後に消息を経ち──その翌日。 朝のニュースを見た君は、彼が“消された”事を確信せざるを得なかった。
【PS : 東源治の後継者を護る】

※ 『PC① トーキー』 はジャーナリスト精神のあるトーキー推奨
※ 『PC④ クグツ』 は慣れた PL 向け

【レギュレーション】

達成値環境 : ゲスト単独での最大達成値は 21

キャスト作成
 事前打ち合わせにて、枠決めと持ち込みキャストの有無・確認を行います。
 当日は、サンプルキャスト選択の方のキャラ作成、及び持ち込みの方のすり合わせ・調整の時間とします。 恐縮ですが、当日一からのキャラ作成は無しでお願いします。

※ 持ち込みについて補足…

  • 細かい経験点上限はとくに設けませんが、他キャストの見せ場を奪わないようご留意下さい (強い場合はダウンサイジングをお願いする可能性有)。
  • サプリ使用可 (SSS, GF 誌等はコピーでいいので内容確認できる状態にして下さい)。

【事前打ち合わせ】

 有

【対応人数】

 3~5人

【参加する上で必要なもの】

 筆記用具、みんなで楽しむ心意気。

【できれば用意してきてほしいもの】

 (あれば) ルールブック

【ゲームマスターより一言】

 《神業》 によって映画のように物語が描写されるシステム、トーキョーN◎VA ですが。 今回はトーキージャーナリスト≪暴露≫エクスポーズ に焦点が当てられています。
 「あらゆる圧力を跳ね除けて一つの報道を行う」 この効果を通し切ることで 『the Pen is Mightier than the Swordペンは剣より強し』 が成ります。 一緒に、立ち向かって頂けるでしょうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿