第5回 E卓 竜也 大次郎 「トーキョーN◎VA THE AXLERATION」 『TUPPARI NEWRO HIGHSCHOOL』

【ゲームマスター名】
 竜也 大次郎

【システム名】
 トーキョーN◎VA THE AXLERATION

【システムの簡単な紹介】
 “災厄” という大災害の後に生まれた近未来都市トーキョーN◎VA を舞台に、様々な生き様スタイルを持った人々の群像劇を描いたシネマチックなゲーム。
 ロールプレイを重視した、さながら映画のキャストのように立ち回り、シネマムービーのような劇的な活躍が可能。
 今回はシティアドベンチャー…ですが、学園モノのジャンルの中でも結構 TUPPARI 効いてます故(・w・;)

【シナリオ名】
 TUPPARI NEWRO HIGHSCHOOL

【シナリオ紹介】
<アクトトレーラー>
 ニューロエイジ以前から伝えられる不良学生の象徴として呼ばれる 「TUPPARI」
 それはいつの時代でも素直な人生を生きず、とんがった生き方…先端エッジに生きる若者を指すものである。

 ある TUPPARI は、栄誉ある学ランを求めるため。
 ある TUPPARI は、先輩の仇討ちのため。
 ある TUPPARI は、バッドボーイ達の喧嘩を最小限に抑えるため。

 それが始原の最古から遺されていた碑文に繋がる、歴史を揺るがす壮大なシナリオに繋がるとはこの時誰が想像できるだろうか?

 学園!
 つっぱり!
 KYOURYUダイナソー

 青春ビートを、バリバリ燃やせ!

 トーキョーN◎VA the AXLERATION
 ~ TUPPARI NEWRO HIGHSCHOOL ~

 運命上等ッ! 喧嘩一生!
 ★YO☆RO★SI☆KU★ッ!

<アクトハンドアウト>
 以下の設定が推奨…ですが、本格的学園ドラマを楽しみたいなら必須設定である。

① 番長   : 新星帝都大学付属高校のいわゆる不良学生、いわゆるバッドボーイ。
② 走り屋  : 新星帝都大学付属高校在学生または卒業生の走り屋(暴走族)のメンバーの一人、俗に言うゾク。
③ 生徒会  : 新星帝都大学付属高校の生徒会執行部の一人、学園のブレイン。
④ 生徒A  : ③ の知り合い、または同じ執行部のメンバー、実はギーク(アイドルオタク)。

<推奨クイックスタート>
 以下のクイックスタートをお勧めするが、舞台が学園、学生であることが大抵必須なので、その都度データなどを変えること。 下駄経験値分で調整、神業変更特技取得などで工面することを推奨する。

① 番長  : 不屈の探偵
② 走り屋 : 災厄のカゼ
③ 生徒会 : ニューロキッズ
④ 生徒A : 現代の騎士

PC①   番長
 推奨スタイル : チャクラ
 コネ : 飛鳥 マヤ   (推奨スート 生命)

 新星帝都大学付属高校のいわゆるバッドボーイ、それが君だ。
 TUPPARI として世間の流れに丸く生きずにとんがったエッジな生き方を貫く君に運命の悪戯が起こった。
 大勢の悪のTUPPARIに追われる、食パンを口にくわえた女子高生と曲がり角でぶつかる。

 一目惚れから始まり、彼女から伝説の学ランを手に入れてと言われる。
 こうして、君の物語は始まった。

PS : 飛鳥 マヤの望みを叶える (最初は伝説の学ランを目指す)

PC②   走り屋、または暴走族
 推奨スタイル : カゼ
 コネ : “KYOURYU” ディノバルドン   (推奨スート 感情)

 とある走り屋(暴走族)で、今日もチームのリーダーと一緒に高速道路を疾走する者達…君達は 「AIR・TUPPARI」 と呼ばれる都会のレーサー達だ。
 君のチームのリーダー 「陣内じんない 恭介きょうすけ」 と高速道路をヴィークルで駆る途中、トーキョーの TUPPARI 達を襲う “KYOURYU” に狙われてしまう。
 陣内は君を守るため、囮になって街道のダウンヒルを “KYOURYU” とチェイスする。
 だが、彼は追いつかれ、君の手の届かぬ彼方で襲撃され意識不明の重態となってしまった。

 “KYOURYU” に奪われたチームの旗とリーダーのジャケット…
 リーダーの汚名を晴らすため、チームの名誉を守るためには、“KYOURYU” ときっちり決着をつけ取り戻さなくてはいけない。
 これは理屈の問題では無い、AIR・TUPPARI だけの持つ自尊心のために。

PS : “KYOURYU”から奪われたチームの名誉を取り戻す。

PC③   生徒会
 推奨スタイル : ニューロ
 コネ : PC①   (推奨スート 理性)

 新星帝都大学付属高校生徒会執行部の一員、そして君は学園の頭脳担当…ブレインである。
 生徒会執行部もまた、学園の秩序のために様々な力を持って不良と戦う善の TUPPARI なのだ。
 3年に一度の伝説の学ランを巡って幾多の他校が抗争を起こす IKUSA が近いのを知り、生徒会内で対策本部が設置された。
 他一般生徒が巻き込まれたり、抗争が行き過ぎて学園のイメージマイナスを、できるだけ防がなければならないのだ。
 総指揮を任された君は、学園の教師で元 TUPPARI の先生からとっておきの秘策を教えてもらうのである。

 学園同士のトップ同士が自身、またはトップが推奨する仲間との一対一で勝者を決める 『TAI=MAN』 の儀式。
 この儀式にふさわしい新星帝都大学付属高校最強の TUPPARI に、君は心当たりがあった。

PS : 学ラン争奪戦 (IKUSA) による被害を最小限にする。

PC④   生徒A
 推奨スタイル : カタナ
 コネ : メロディ   (推奨スート 感情)

 新星帝都大学付属高校の一生徒であり、生徒会執行部の用心棒としても動く孤高の TUPPARI が君だ。
 生徒会内で対策本部が設置される少し前、君はとある場所に呼ばれ、頼みがあると言う。
 それは…なんと今をときめくニューロアイドル 『メロディ』 である。
 とある事情で彼女とコンタクトを取ったマキノイドの必死の頼み 『伝説の学ランを悪しき者の手に渡さないで』
 この頼みを聞いて、動いてくれる学園の生徒を探していたのだ。

 …君は、学園にも知られてないが超がつくほどのアイドルオタク…いわゆるギークである。

PS : メロディの願いに応える。

【レギュレーション】
 クイックスタート+α、またはコンストラクションによる初期作成。
 経験値は 40~80 点の範囲で。 クイックスタートからの場合は下駄経験値 50 点をフリーで使用可能。
 ゲストの即死系神業に対応するのに必要な最低防御神業は 3 個である。
(キャストが 3 人なら必要防御神業は 2 個になる)
《脱出》 《電脳神》 には使用想定あり。

・ 現在出ている全てのルールブックを使用可能。
 GF 誌、SSS 掲載の追加データに関しては要相談にて。

・ オープニングフェイズにおいて、PC 達は神業の使用は禁止とする。

・ 一般技能を要求される場面もあり、FS 判定もある。

・ 一部、特殊な状況により神業を使用しなくてもダメージの回復などが起きる。
 ロールプレイを必要とするシチュエーション、設定がある。

【事前打ち合わせ】
 あり。
 枠決め、持ち込みキャストの有無、クイックスタート+α の打ち合わせなどを行います。

【対応人数】
 3~4人

【参加する上で必要なもの】
 筆記具、イマジネーション。 利害の一致や共闘に対してのリスペクト。

【できれば用意してきてほしいもの】
 各自が使用するルールブック、サプリメント。

【ゲームマスターより一言】
 どうも、アンリミテッド代表代理、竜也大次郎です。

 トーキョーN◎VA の自作シナリオ二本目になる演目ですが、自分なりに考えた学園モノの答えがつっぱりハイスクールでした。
 色々と変化球を加えつつ、サイバーパンク、もといニューロエイジにケレン味溢れた TUPPARI 達の馬鹿っぽくも熱いお話を楽しんでもらえると思います。

 どうぞよろしくお願いします。

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