第5回 F卓 Lance 「トーキョーN◎VA THE AXLERATION」 『One over X is...』

【ゲームマスター名】
 Lance

【システム名】
 トーキョーN◎VA THE AXLERATION

【システムの簡単な紹介】
 タロットをモチーフにした “スタイル” で人物像から能力までも表現し、 “神業” というブレイクスルーでストーリーに決定的な影響を与える TRPG、それがトーキョーN◎VA です。
 映画的表現を意識した作りになっており、1プレイで1本のフィルムを完結させるイメージでプレイする事が可能です。
 企業が主導する近未来都市国家を舞台に、ひとりの演者キャストとしてその生き様スタイルを貫いてみませんか?

【シナリオ名】
 One over X is...

【シナリオ紹介】
■アクトトレーラー
 ひとりの女生徒が 遺書を残して身を投げた

 警察は “またか” という顔を露わに捜査を始め
 教師は “勘弁してくれ” という顔を隠し頭を下げた

 かくて “1/1000 の欠損” に対する儀式は終わり
 戻ってくるのは これまでと変わらぬ――― “日常”

 それを良しとするのなら この扉に触れてはならない
 穿たれた蟻の穴を覗き込み 真実を目にしてはならない

 だがもし 君が “1/1 のヒト” であろうとするのなら
 この穴から堤を崩し 巨象の驕りを打ち砕こうではないか

 トーキョーN◎VA THE AXLERATION
 “One over X is...”

 Xの値を定め 式を完成させよ

■シナリオハンドアウト
●PC1 : フェイト (西桜学園の生徒)
コネ : 立花エレナ (友人など)
 昼間は石を齧るが如く勉学に励み、放課後は蝶の如く着飾り職員室を出入りする。
 学園一の才女と名高い立花エレナの正体を、ひょんな事から君は知ってしまった。
 彼女は語る。 「“目的” と “夢” のために、手段を選ぶ時間なんてない」 と。
 翌日自殺する人間が、あんな目をして将来を語ったりなどしない。
 君は知らねばならない。彼女の死の真相を。
 この事件の引き金を引いたのは、君かもしれないのだから―――。

PS : 立花エレナの死の真相を知る

※ 西桜学園は本シナリオオの舞台となる学校です (ルルブに記載はありません)
 近年生徒数を急増させた、生徒数 1000人を越える中高大一貫のマンモス校です。

●PC2 : トーキー (西桜学園の生徒、放送部・新聞部等の活動を行っている)
コネ : 立花エレナ (友人など)
 およそ人と触れ合わない彼女は、なぜか君にだけ最初から親しげだった。
「あんたと仲良くしてたら、いつかきっと得をするから」
 その台詞が本気なのか照れ隠しなのか、結局分からぬまま彼女は逝った。
 それから一週間とせず、君はおかしな事に気付く。
 誰一人、立花エレナの事を語らない。 いや、覚えてすらいない―――。
 君は伝えねばならない。 彼女の死と、それが意味するものを。

PS : 立花エレナの死を埋没させない

※ トーキーである事を隠さない方がプレイがスムーズになります。

●PC3 : イヌ (刑事等、警察機関の人間)
コネ : 土屋剛紀 (気持ち悪いくらい面倒見のいい同僚)
 潜入捜査と言えば聞こえはいいが、リスクは高くリターンは少ない。
 だが “学校” という治外法権の世界に法の牙を送り込む唯一の手段でもある。
 それが必要だと判断されたのは “ある犯罪” が行われている確証を得たがため。
 教師の皮を被り、機を待つ事しばし―――その時は来た。
 ひとりの女生徒の死と、異常な速度で進む収束と忘却。
 君は掴まねばならない。 僅かに露われたはずの、決定的な馬脚を。

PS : 西桜学園で行われている “ある犯罪” を立件させる

※ “ある犯罪” の内容は OP 時に RL より伝えられます。

●PC4 : ミストレス (西桜学園の教師)
コネ : 立花エレナ (教え子など)
 この西桜学園だけがそうなのか、あるいはどの学校でも同じなのか。
 教師達の態度として “教師側” と “生徒側” の二つのスタンスがある。
 君はどうやら後者の人間らしく、上層部を含む前者の面々に煙たがられている。
 逆に教え子からは好まれているようで、ある日熱烈な告白を受ける事になった。
 冗談にしては深過ぎる口づけと、それに込められた “メッセージ”
 君は探さねばならない。その “メッセージ” を託すべき者を。

PS : 立花エレナの告白を無駄にしない

※ “メッセージ” の内容は OP 時に RL より手渡されます。

■初期登場ゲスト紹介
▼立花エレナ (フェイト◎)
 地味で暗くて勉強ばかりしている黒髪眼鏡の少女。
 テストでは満点以外取らない。
 不健康な程細身で今にも折れそうなほど華奢。
 いざ喋る時は強気で素っ気ないが嫌味はない。
 よく見ると髪や肌や爪の手入れは微に入り細を穿たんばかり。
 アクト開始時点で死亡しており、主に回想シーンに登場する。

▼土屋剛紀 (チャクラ◎)
 職員室で一番声と顔の大きい糸目の体育教師。
 ピタT かポロシャツしか着ない。
 大きなガタイに十二分な筋肉を搭載している。
 気さくで丁寧で親切だが概ね鬱陶しい。
 脱ぐとさらにスゴくて、全身あちこちに物騒な傷が見え隠れ。
 アクトでどんな役回りになるかは、始まってからのお楽しみ。

【レギュレーション】
▼前提条件
 RL は 「卓全体の楽しみのため」 にレギュレーションを追加・変更する可能性があります。ご了承ください。

▼使用可能サプリメント
 公式で出版されているサプリメント全て。
 GF 誌等の雑誌は事前に RL に打診した上で、当日コピーでも良いので持参して下さい。

▼達成値環境
 カット進行における達成値は 10+札を上限とします。
 上限突破は他者によるサポートによってのみ可能とします。
 カット進行以外での上限はありません。

▼使用経験点
 上限は設けませんが、他キャストの見せ場を奪わない事を前提として下さい。

【事前打ち合わせ】
 必要とします。 枠決定、キャスト作成まで行いたいと思います。
 また、初心者の方のクイックスタート選定やキャストの代理作成等を行う事も可能です。

【対応人数】
 3~4人

【参加する上で必要なもの】
 筆記用具は可能な限り持参して下さい。

【できれば用意してきてほしいもの】
 所有している方はルールブックやサプリメントを持参して頂けるとRLは喜びます。
 RL はルルブ+サプリを 1セットのみ持参します。
 トランプ 2セット、タロット、シート類は RL が持参します。

【ゲームマスターより一言】
 おだいコンでははじめまして、「N◎VAでなら何でもできる男」 こと Lance と申します。
「学園モノ」+「N◎VA」 という組み合わせは難易度が高く 「他のシステムでよくね?」 感を払拭するのには苦労しました。
 しかし工夫と熟考の末に産み落とされた本シナリオ。 この内容を他システムでやろうとすると 「N◎VAでよくね?」 と言われる事間違いなし。
 経験者さんも初心者さんも、興味を持たれた方は是非ご参加下さい。

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